妊活のモチベーションを保つには「辛い」「疲れた」あなたへ

妊活・不妊治療のメンタルやお金

妊活はいつ妊娠するのかゴールが見えない中で続けていかなければなりません。周りが先に妊娠をすると、どんどん焦って余裕がなくなることもあります。なかには、妊活のモチベーションの維持が難しくなり妊娠を諦めてしまう人もいるようです。

今回はどのように妊活のモチベーションを維持すればよいのか紹介していきます。

妊活はモチベーションを保つのが大変

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妊活中には、モチベーションが下がる瞬間があるものです。特に、女性は男性以上にモチベーションが下がりやすい傾向にあります。

突然襲い来る周囲からのプレッシャー!【妊活モチベーションが下がる瞬間1】

結婚してしばらくすると親や親戚、友人からのプレッシャーがかかるものです。

「子どもは考えているの?」「まだ赤ちゃんできないの?」といった言葉は、軽い気持ちで聞いたとしても、妊活中の人にとってはかなり重たく響いてしまいます。

突然襲い来る周囲からのプレッシャー!

また、今まで子どものことを聞いていた人が聞かなくなるのも、気を遣われているのかと余計に不安になることも少なくありません。モチベーションも下がっちゃいますよね。

友人も結婚後は気軽に子どものことを聞いてくるものです。妊活中と伝えていると「次は頑張ってね!」とか「同級生が生まれるといいね!」と、励ますつもりの言葉でも傷ついてしまうことがあるものです。

また、同世代の友人からは娠報告も増えてくると焦りを感じてしまいます。周囲からのプレッシャーがなかったとしても、妊活中の女性は様々な場面でモチベーションの維持が難しくなる場合があります。

調整が面倒な仕事のストレス!【妊活モチベーションが下がる瞬間2】

妊活を続けるためにはお金が必要なため、多くの人が仕事をしながら妊活に励んでいます。

妊活中の通院はイレギュラーなケースも多いので、急に仕事を休まなければならない日も出てきてしまいます。

妊活への理解が不足していたり制度が整っていない職場だと、時間のやりくりでかなりの負担になってしまい、モチベーションが下がってしまいます。

調整が面倒な仕事のストレス!【

孤独な通院!【妊活モチベーションが下がる瞬間3】

通院の継続のストレスも、妊活のモチベーションを下げることがあり得ます。

というのも、週に何日か通院を要する場合もありますし、だいたい病院は混雑しているので待ち時間がかなり長くなります。

おまけに通院がひとりだと心細かったり、不平や不満を聞いてくれるパートナーもいないのでツラくなりますよね。

いつも混み合うクリニック。待ち時間もすごく長い。

男性パートナーの理解不足!【妊活モチベーションが下がる瞬間4】

仕事や家事をこなしながらの通院だと、妊活以外に趣味や自分の時間を作るのも難しいです。なかには、夫婦間に温度差があって継続が難しい場合もあります。女性は男性よりも通院する頻度が高くなりがちです。

自分が身籠もらないからと言って勝手すぎる

しかし、男性があまり理解を示してくれなかったり消極的だったりすると、思うように妊活が進まない場合も。

こうした状態が続くと、モチベーションが下がるだけにとどまらず、妊活うつといった状態になりかねません。

妊活のモチベーションを保つためにできる8つのこと

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ここでは妊活のモチベーションを保つための方法をいくつか紹介します。しかし、モチベーションを保つための方法は人によって効果は違うため、いくつか取り組んでみて自分に合ったものを日常の中に取り入れてみましょう。

Tips 1:生理の度に毎回期待しない

妊活中に生理が来ると、どうしても落ち込んでしまうものです。生理前は期待で気持ちが高まるものですが、気持ちが高いほど生理が来たときの落ち込みは大きくなります。

生理前は、あまり期待して過ごさないように心がけましょう。男性も結果に対して特別な声をかけず、家事を手伝ったり、ゆっくりする時間を作ってあげたり、行動でサポートするようにするとストレスなく過ごせるようになります。

Tips 2:子どもが生まれたときのことを考える

妊活していると、検査結果やスケジュールにばかり目が行く場合があります。あまりにも妊活について考えていると、辛くなる場合もあります。

そんなときは、子どもが生まれてからの楽しい生活について考えてみましょう。そうすると、妊活のモチベーションが落ちてきたとしても気持ちの切り替えができるでしょう。

赤ちゃんが生まれたらやりたいことがいっぱい!

Tips 3:子どもが欲しいと考えすぎない

子どもが生まれた以降のことを、色々と期待しすぎてしまうのも問題です。あまりにも子どものことばかり考えていると視野も狭くなりますし、ストレスも溜まりやすく妊活うつになりやすいです。

妊活中に子どもを本当に欲しいと思えていないから授からないのではないか、といった考えを持つのもやめましょう。あまり適度に子どものことを考え過ぎずに、心をおだやかにして毎日を過ごすと、モチベーションも下がりにくくなります。

Tips 4:同時に妊活している友達を見つける

妊活を続けていると悲観的になってしまう時期もあります。そういうときには、妊活している仲間を見つけるのはとても効果的です。

妊活を経験している人にしかわからない経験も沢山あり、共感してもらえるだけでも気持ちが軽くなります。

友達と遊んで息抜きとストレス解消をしましょう

Tips 5:ステップアップ療法を理解する

妊活していてもなかなか妊娠につながらない場合には、次のステップに進むことも必要です。

ステップアップすることに不安を感じる人もいますが、逆に次のステップがあるからこそ妊娠の可能性があるとも考えられるのです。悲観的にならず、妊娠するために高度治療を受けることを視野に入れてみましょう。

ステップアップ療法

Tips 6:夫婦で気持ちを共有する

妊活をうまく進められない家庭に多いのが、夫婦間で妊活に対する温度差があることです。夫婦で妊活の気持ちを共有することを心がけましょう。

二人でしかできないことを楽しむのも1つの方法です。海外旅行やテーマパークの絶叫マシンなど、子どもが生まれるとなかなかできないことを、今のうちに楽しんでみましょう。

Tips 7:期間を決めて頑張る

妊活は、いつゴールが来るかわかりません。何度続けてもなかなか思うように妊娠しないケースもあります。

年齢や金銭的な問題から、いつまでも続けるには無理があります。妊活をするにあたっては、期間を決めて挑戦するとモチベーションを保ちやすいです。

Tips 8:ストレスを溜めすぎない

妊活中はどうしてもストレスが溜まってしまいます。結果が出ない場合はもちろんですが、周囲との会話や妊活のための節制がストレスの原因となるケースがあります。また、無意識のうちにストレスを溜めてしまい、妊活うつになる場合もあります。

ストレスは不妊の原因にも、なりうるとされています。よって、日ごろからストレスを溜めない生活を心がけましょう。買い物に出かけたり、おいしいものを食べたり、リフレッシュの時間を作ってこまめにストレスを解消するのが効果的です。

モチベーションの維持にはストレスの溜まらない生活が大切

モチベーションの維持にはストレスの溜まらない生活が大切長い期間、妊活を続けているとモチベーションが下がってしまう場合もあるのでしょう。妊娠するまで高いモチベーションを保ち続けるのは難しいため、適度にストレスを発散するのが大切です。

また夫婦間で協力したり、妊活仲間を探すことで妊活の大変さを共有し、少しでも不安な気持ちを取り除くのもモチベーションの低下を防ぐのに効果的です。

妊娠の結果に悲観的になることなく、前向きな活動を心がけましょう。

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